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 ■ あかばね日記 Vol.4 ■

こんにちは。寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?

『冬に増える感染症にご注意!』

<感染性胃腸炎>(ピークは12月ごろ)

*原因:
ウイルスや菌の感染によるもので、冬はノロウイルス・ロタウイルスが代表的。
主に経口感染ですが、ノロウイルスの場合、生カキなどの食品から感染する事もあります。

*症状:
激しい嘔吐、下痢症状が突然現れ熱が出る事もあります。
症状は2〜3日から1週間程度で治まります。乳幼児に多いロタウイルスに感染した場合、便が白っぽくなります。

*対応:
病院では点滴・内服加療をします。激しい下痢が続くので、イオン飲料や湯冷ましなどで十分に水分補給をし、脱水症状にならないようにしましょう。
吐いた後や下痢の後は、次亜塩素酸ナトリウム(塩素系消毒薬など)で、すばやく消毒し、周りの人への感染を防ぐことが重要です。洗濯物も別々に、お風呂は一番最後に入るようにしましょう。

<RSウイルス感染症>(ピークは12月ごろ)

*原因:
RSウイルスの感染によって起こる乳幼児に代表的な呼吸器感染です。
主に飛沫感染と採触感染で保育所などで流行しやすいと言われます。

*症状:
発熱・鼻水や咳などの症状で始まり、呼吸器にゼーゼーと音が出ます。気管支や肺炎など重症化する事もあります。

*対応:
早めに受診して診断を受け、こじらせないようにしましょう。
点滴や内服により症状が楽になるのが早くなると思われます。

<インフルエンザ>(ピークは1〜2月ごろ)

*原因:
インフルエンザウイルスの感染によるもので、ウイルスには幾つかの型があり、その年によって流行する型が違います。 感染力が強く、主に飛沫感染します。

*症状:
急に38度以上の高熱・頭痛・咽頭痛・咳・鼻水・筋肉や関節痛が出ます。ときに下痢などの症状が現れます。

*対応:
風邪と区別がつかないので、受診して診断を受けましょう。鼻の粘膜を綿棒で少し取り、10分ほど薬液につけて調べます。ウイルスの型がわかります。 内服を処方しますが、高熱が続く時はイオン飲料や湯冷ましなどで十分に水分補給をしましょう。
脱水症状にならないように注意しましょう。
マスクを着用し、周りの人への感染を防ぎましょう。


いずれも<手洗い・うがい>を忘れずにしましょう!

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